高知県西南部に位置する土佐清水市の沿岸は、沖合を暖流の黒潮が流れその影響を強く受けています。目の前に広がる竜串湾にはサンゴ礁が広がり、熱帯・亜熱帯の魚類が多く見られ、サンゴ108種、ウミウシ384種が記録されるなど多様性に富んだ海です。
 その生態系をリアルに再現した展示水槽では、竜串をはじめとする足摺周辺海域から、高知県東部の室戸沖の深海に住む生き物まで、約350種15,000点の生き物たちを展示しています。